2020年10月16日の今日、いよいよ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が公開されましたね!
その勢いにのってさまざまな企業から鬼滅の刃とのコラボ商品が発売されています。外出すれば必ず鬼滅の刃のキャラクターたちと目が合うので、1日1回は鬼滅の刃に貢献している私です。
といえどもファン歴はまだ9ヵ月程度のアニメから入った王道パターンですが、今では子どもたちも旦那も巻き込み一家そろって「鬼滅ファン」の我が家。はじめは5歳と3歳の子にこの激しいアニメをみせるかどうか悩みました。コワイ顔の鬼に人は食われ、たとえ鬼でも刃で切られるシーンは衝撃的なものを覚えます…。
それでも幼い子どもたちと楽しめる要素が詰まっていたり、アニメから学べることがたくさんあるということをお伝えしようと思います!我が子たちの反応もあわせて紹介するので、まだ鬼滅の刃を子どもにみせるかどうかで迷っているという方の参考になれば嬉しいです。
目次
1.衝撃のシーンすら炭治郎の優しさにカバーされる
2.自分が「応援したいキャラ」が必ずみつかる
3.さまざまな企業の応援につながる鬼滅の刃ブーム
1.炭治郎の優しさに触れてほしい作品
私自身テレビ放送が終わってから存在を知った出遅れぎみのスタートでしたが、プロデューサーはじめ鬼滅の刃に関わるさまざまな人の本気によって、アニメを認知してからすぐにHuluで視聴することができました。
これまでみたいアニメは登録している動画配信サービスではみられない…というのがオチでみれず終いでしたが、鬼滅の刃はおよそ20サイト以上の動画配信サービスで視聴が可能!アニメ化を決めてからの勢いがすさまじいですね。
このため子どもたちにも簡単にみせられる環境が整っていたものの、みせるのを迷ったのが残酷なシーンの数々でした。
特に第1話の炭治郎の家族兄弟が惨殺されているシーン、あれは5歳と3歳の息子たちにみせていいものかどうか非常に悩みました。たとえそこを過ぎても残酷なシーンはつづくので、幼い子をもつ親なら一度は悩むと思います。
それでも家族そろってみることを決めたのは、炭治郎の優しさが何よりも強いことと、のちに出てくる仲間がとても愉快で笑えるシーンも多いという点。
内容がずっとシリアスで難しいものであれば悩む必要もありませんが、このアニメの良さは家族や他人を想う炭治郎の心の強さにあり、現代に生きる子に伝わってほしいものが凝縮されているように感じました。それを家族で共有したい気持ちが強かったのです。
予想通り、はじめのシーンや鬼が出てくるシーンでは「こわい…」と言ったり「みたくない」と言う子どもたち。なのでこわい部分ではおしゃべりをしたり別のことをして過ごすことで回避していました。
そうしながら一通りみてみると、「伊之助だ~」とマネしてみたり「みずのきょきゅー、いちのかた!」と楽しむようになり、今ではアニメは3~4周目をみるようになってそれぞれが自分の好きなキャラクターをみつけて楽しんでいます。
2.応援したいキャラクターがみつかる
主人公が竈門炭治郎であることに変わりはなく、アニメが進むにつれて同期や上層部の仲間たちがつぎつぎ登場してくるのですが、それぞれのキャラクターの濃ゆいこと濃ゆいこと!
特に柱とよばれる9人のあまりに奇抜な見た目に、はじめは「派手すぎるな~」と思っていました。
ですが第二期のアニメ放送を待ちきれずコミックス7巻以降や小説版を買い集めてみると、柱それぞれの人間味がよく描かれていて、あんなに強そうな柱にも必ず弱い部分(人間味)があることがわかります。
時代も環境も敵も、現実世界とはまったく別であるもののなぜか心打たれてしまうのは、人間なら誰しももっている弱い部分や、本当はなりたかった理想の自分がキャラクターの誰かしらに投影できるからかもしれません。
またそれぞれが血の滲むような努力を一生懸命に重ねていることも、現代人の背中を優しく押してくれる要素になっていると思います。
幼い子にとっては「一生懸命な正義の味方である竈門炭治郎」や「面白さとかっこよさを兼ね備えた我妻善逸」、「ちょっとおバカで素直な可愛げのある嘴平伊之助」がヒーローになりやすいですね♪
5歳と3歳の息子たちにコミックスはまだ早いので、映画や第二期アニメ放送を心待ちにしています。
世界が混乱に陥って、まだまだその不安から抜け出せないでいる現実世界ですが、少なくとも我が家にとって今年は例年よりも出費が増えました。
その理由が鬼滅の刃とコラボした、企業のさまざまな商品化によるものです。
特に映画公開が間近となった今月10月の新商品やキャンペーンの数々には驚きました。
新たなキャンペーンが打ち出されるたびに「もうこれ以上は追いつけない…」とワクワクしつつも疲労困憊していましたが、経済をまわすという観点からみてみると、鬼滅の刃があれもこれもコラボを打ち出しているのは日本を盛り上げるためじゃないか…?と思い始め、より好感度があがってしまいました!
そう思えるひとつの理由として作者の人の良さを感じられるという点も。
コミックスを読むとちらほら作者の吾峠呼世晴さんのメッセージなども読めるので、アニメから原作を好きになり、次第に作者のファンになった人も多いはず。私自身もその流れで作者のことが好きになり、コラボグッズを買うときも「吾峠呼世晴さんに貢献できるなら…」と作者への想いもありつつ購入しています。笑
これまで買ったことのなかった商品を知るきっかけにもなっています!
すでに週刊少年ジャンプでは最終回を迎えている鬼滅の刃ですが、アニメ化したのはわずか7巻前半まで。続く8巻までの内容が今回の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』につづくものと思われます!
第一期アニメは原作との相違がほぼなく、とても忠実に再現されているのでアニメだけでとどまっている方にもぜひ原作を読んでいただきたいです。
※こちら掲載の22巻は特装版のため缶バッジがついたものになるため、通常よりも高い設定になっています!
映画館自体も今年かなりの大ダメージを受けましたよね。
それが鬼滅の刃映画化によって、前売り券の完売や再販売を記録したり、前代未聞の上映回数を打ち出し話題になったり、全国的に盛り上がりをみせています。だからこそ長期的に愛され上映される作品になるように、感染拡大への予防は徹底したうえで映画を楽しみたいものです。
この作品が好き!応援したい!という気持ちを胸に、みんなで無事に楽しめることを願っています。
では!
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